Introduction to Media Engineering
メディア工学実習
第4章:ゲームマシンの応用(実験)
注意:
この実験は下調べが行なわれていないと何もできない実験です。
講義までに下調べしてくること。時間内に実験が終了しなかった場合には大きく減点されます。
電子ルーレットの応用
前回までに完成した電子ルーレットは、単に8個のLEDが回転する(実際は1列になっている)だけ
の回路です。
今週の実験課題は、これまで学んだ「組合せ回路」、「記憶・順序回路」を応用し、
電子回路的に自由に電子ルーレット回路を拡張してください
拡張の手順
- 目標を決めます。
- そのためには何をしなければならないか、列挙します。
- 回路図を書きます。
- 製作します。
- 動作を確認します。
- 成功しても失敗しても時間内に教職員のチェックを受けます。
回路拡張のヒント:
- ルーレットのLEDの数を増やす。(難易度低)
- LEDの位置を工夫して発光点を円状にする。(難易度低)
- スタート、ストップさせるスイッチ電子ルーレットを作る。(難易度中)
- 目的の場所で止まるとLEDが発光するシューティングゲームへ改造する。(難易度中)
- 各種センサーを用いて、スイッチの代わりに使用する。(難易度中)
- 自動的に1個のLEDだけ光るようにする。(難易度高)
- 加算回路とシフトレジスタを組合せて乗算器を作る。(難易度高)
- その他、いろいろ工夫してください。
レポート
実験が終了したらレポートを書きます。
レポートの課題は、次の通りです。
あっさり成功した簡単な報告よりも、失敗しても苦労したものの方が高得点と思って下さい。
- 作成した3つの電子回路について、それぞれ回路図(NAND、電子ルーレット、拡張)を報告してください。
- 回路拡張について報告してください。
- どこまでできたか報告してください。
- 成功したなら、どのような動作になったかを報告します。
- 失敗したなら、なぜそうなったのか、どうすれば成功しそうかを報告します。
レポート提出について
- A4レポート用紙を使って上記の内容報告してください。
- タイトルとして「ゲームマシンの製作」、氏名、学籍番号の書かれた表紙を1枚つけてください。
- 7月18日(月)までにハードウェア実験室前の提出箱に提出してください。
実験前メモ
実験開始前までに調べて書いてきて下さい。
目標
製作予定の回路図
図4-1:製作予定の回路図
2004.06.14.
2005.06.01.
fmiso@sccs.chukyo-u.ac.jp